サントリーホールディングス株式会社
グローバルのコーポレートブランディング支援
サントリーグループの企業理念「水と生きる」をグローバルに広めるためのコーポレートブランディングの一環として、btraxはグローバルコーポレートサイト制作やSNSマーケティングの支援を行いました。
グローバルコーポレートサイト制作においては、「水と生きる」のコンセプトを表した「Passion for Water」のページのデザインおよびコピーライティングを担当。クライアントメンバーとディスカッションを重ね、サントリーの水への想いを表現すると共に、英語圏ユーザーに興味・関心をもってもらえるページを制作しました。
また、サイト内の回遊を促し、サントリーのグローバルファンを増やすため、ブログ記事セクション「Stories」に、欧米の消費者が興味を持ちそうなトピックの新記事をbtraxから提案。英語ネイティブによる記事作成とコピーライティング専門家による最終チェックを経て3つの新しい記事を掲載しました。
さらに、グローバルでの認知拡大を狙ったSNSマーケティングとして、水を基軸とした投稿コンテンツをクライアントメンバーと作り上げ、発信後の結果分析から示唆出しまで行いました。
INDUSTRY
食品・飲料
TARGET MARKET
グローバル(米国・オセアニアなど)
DELIVERABLES
・グローバルコーポレートサイト内「Passion for Water」ページのビジュアルデザイン、コピーライティング ・英語圏向けブログ新記事3本の企画・構成・執筆・デザイン ・Instagram・LinkedIn向けSNS投稿制作・配信・広告計画立案・分析 ・中長期のグローバルブランディング戦略の立案
Challenges
企業として伝えたい想いをグローバル一般消費者の興味・関心に沿ってどのように伝えるか
大量のコンテンツが発信され消費される市場環境の中で、どのようにサントリーのSNS投稿を目立たせ、発信内容を一般消費者の自分ごととしてもらうか
Our Approach
ウェブサイトやSNSの訪問に至る動線を消費者の関心事をフックにして設計
ウェブサイトやSNS投稿を見た時に最初にインパクトを与える工夫として動画や双方向性あるコンテンツを活用
韻やリズムを意識して英語ネイティブにとってインパクトの強い英語コピーを掲載
届けたい層にあわせて適切なSNS媒体を選択し、広告ターゲット属性を設定
米国Z世代の最新動向等を踏まえてブログコンテンツのトピックを列挙し、そこを起点としてサントリーの企業活動にあわせたブログコンテンツを作成
Concept Planning
水に対する想い・姿勢を「言葉」と「デザイン」でグローバルに伝えるコンセプト設計
クライアントメンバーとディスカッションを重ね、サントリーホールディングスの水に対する想い・姿勢を、英語圏ユーザーが自然に受け取れるよう、言語表現とデザインの両面から感情に訴えるページ構成を行いました。
グローバルコーポレートサイト内「Passion for Water」ページでは、文章やコピーだけでなく、トップ動画や背景画像、セクションごとのビジュアル要素に一貫したストーリー性を持たせ、訪問ユーザーの感情に触れる導線を定義。
英語圏の文化背景や価値観に配慮しながら、“読む前に感じる”体験を意識したトーンとなるよう設計しました。

Copywriting
ネイティブが「思わずシェアしたくなる」言葉の選定
ウェブサイト、SNS、CTA、ブログ見出し等において、英語ネイティブのコピーライターが短くても感情に響くコピーを追求。例えば、「Passion for Water」のページでは、「Where Water Flows, Life Grows」と、英語ならではの韻(FlowとGrow)をふみ、短い言葉ながらも、リズミカルに水と生物や自然・人との共生を表現しました。
“企業が伝えたいこと”ではなく、“ユーザーが受け取りたいこと”に寄り添う形でコピーを設計。読者が「自分の言葉」として感じられるような投稿を目指しました。

Contents Creation
共感から理解へつなぐ、ネイティブ視点の英語ブログ制作
米国Z世代をはじめとして一般消費者の関心を集めそうなコンテンツトピックとして、新しく「雪」「自動販売機」「ノンアルコール飲料」を提案。米国に住む英語ネイティブのライターがこれら3つのトピックをサントリーの企業活動と絡めたストーリーとして仕上げました。
企業が一方的に発信するのではなく、ユーザー起点のコンテンツを提供することでコーポレートサイトの回遊を促すことを狙いました。

SNS Marketing
英語圏ユーザーの共感を生む投稿の設計・制作と反響分析
サントリーのメッセージを優先的に届けたいユーザー層を定義し、それに合わせたSNS媒体の選択と広告配信ターゲット属性を設定。
大量に流れるSNS投稿の中で、ユーザーが足を止め、いいねやコメント、シェアをしたくなるような投稿形式とデザイン、テキストコンテンツを工夫しました。
配信後は、いいね・保存・コメントなどの反応を定量・定性の両面で分析し、今後のSNS活用に向けた改善ポイントや有効な切り口を明確化。ブランド資産として活用可能な知見の蓄積を目指しました。
