Panasonic
アメリカ市場の新規顧客層向けのサービスデザイン・リリース支援
国内家電ブランドとしての地位を確立したPanasonicの米国市場における新しい顧客層を開拓し、新たなビジネスモデルを構築するため、アメリカのファミリー層をターゲットにしたモバイルアプリのデザインとリリースを目指すプロジェクトを進めました。 プロジェクトでは、ビジョン作成、ブランディング、ビジュアルデザインに加え、Panasonic全体のエコシステムと連携したコミュニケーション戦略も立案しました。
INDUSTRY
テクノロジー
TARGET MARKET
アメリカ
DELIVERABLES
マーケットリサーチ UX/UIリサーチ MVPデザイン MVP開発 ウェブデザイン
Challenges
デジタル系のサービスを拡大する
アメリカにおけるPanasonicのブランド認知拡大
よりユーザー目線でのサービスを開発
総合的なサービスエコシステムの一つを作り出す
Our Approach
米国市場とターゲットユーザーを理解するため、広範なリサーチを実施し、インサイトを収集
ユーザーのニーズとブランドのビジョンを合致させるためのアイディア出し
米国市場で求められるサービスモデルを元に、スマートフォンアプリを開発
RESEARCH
米国市場でのユーザー及び市場リサーチ
サービスの方向性や課題を定義する初期から、実際のサービス体験を具体化させていく各フェーズでユーザーインタビューを実施。想定されるターゲットユーザーからのフィードバックを得る機会を多く設け、彼らの声に合わせてサービスを改善。
VISIONING & BRAND DESIGN
サービスのビジョン作成とブランドビジュアルのデザイン
ユーザーインタビューから導いたターゲットユーザーの課題やニーズ、時代背景、さらに、Panasonicのビジョンを総合的に加味してプロジェクト全体のビジョンを策定。また、サービスデザインの前段階として、ビジョンを達成するためのサービス体験のコアを定義しました。それに合わせ、、ロゴデザインのほか、ウェブサイトやアプリ、ブランドのキービジュアルも統一してデザインすることで、視覚的なコミュニケーション戦略策定も支援。
SERVICE DESIGN
ソリューションとしてのスマホアプリ開発 & リリース
作成したブランドマテリアルと、製品パッケージを活用し、サンフランシスコの中心エリアに1年間ポップアップストアを設置。オープニングイベントでは、各種ノベルティーアイテムが当たるくじ引きイベントや、日本から来たCalbee社の社長をはじめとした、取締役の方々によるテープカットセレモニーを行いました。事前にWebで告知していたこともあり、多くの人々で賑わい、テレビ局からの取材も受けました。リサーチを経て定義したターゲットに向け、Panasonicの既存製品とのシナジーを狙ったサービス成長のロードマップを作成。
KEY ResultS
プロジェクト開始1年後にアメリカでアプリをリリース
アプリ経由で収集したデータをその後の事業に活用