カルビー株式会社(以下カルビー)は、これまでに実施したことのない、カップ売りタイプの直販店を全米展開するための第一歩として、第一号店をサンフランシスコにオープンすることを決定。初の直販店を展開するため、本格的なアメリカ市場マーケティングとブランディングをより確実なものにすべくbtraxと契約。 カルビーはメインターゲットを意識した、商品パッケージ、店舗デジタルサイネージ、ソーシャルメディア・キャンペーンやウェブサイトのためのトータルブランディングの決定を必要としました。
What We Did |
|
Visit the websitewww.calbeeshop.com |
|---|
カルビー社は1949年設立され、様々な進化を経て日本の主要な製菓会社上りつめました。 1995年には米国にもカルビーアメリカとして支社が設立され、主力商品として日本ではお馴染みのかっぱえびせんを「Shrimp Snacks」、さやえんどうを「Snapea crisps」として全米に展開。これらのスナック菓子は日本を始めアジアはもとより、米国でも今では人気商品として認知されています。
btraxは、店舗のコンセプトや狙いを理解するべく、企画の初期からカルビーの海外事業チームと共に戦略立案に参加しました。Calbee San Franciscoのメインターゲットは20~40代のキャリアウーマン。彼女らに支持されるよう、彼女らをイメージしてデザインされた女性のマスコットキャラクターを軸に、店舗で使われるパッケージデザイン(カップやボックス)やデジタルサイネージ、またWebサイトに至るまで、ブランドを統一出来るようトータルブランディングを決めるところからプロジェクトを開始しました。
2011年3月11日、カルビー株式会社が東証一部上場。まさにこの瞬間に東日本大震災が発生し、日本は過去に例を見ないほどの大津波に大打撃を受けました。
大震災の影響はカルビーの海外展開にも深刻な影響を及ぼしました。関東圏にある工場が被害を受けたため、カルビー製品全般の生産がストップしてしまい、サンフランシスコへ出荷予定だったスナックも例外なく予定が立たない状況に陥りました。オープンの日が迫る時間との戦いの中、カルビー担当者達が連日必死の調整を行い、なんとかグランドオープニング当日には全ての商品をカスタマーの皆様に届くこととなりました。
ブランディング・マーケティングにおける挑戦:
サンフランシスコ店は、直販店第一号という位置づけだけではなく、ここでの成功を元に全米展開を強く意識しています。そのため様々なマテリアルにおいても、今後幅広く展開されていくことを想定したデザインを意識しました。
スケジュールがタイトだった中、無事に予定していた2011年7月にCalbee San Franciscoは記念すべき直販店第一号として無事にオープン。現在ベイエリアを足がけとし、アメリカでの新しいカスタマ獲得に向けて、カルビー海外事業チームとbtraxで手を取りながら日々邁進中。
